鋼材
形状から、厚板(板)、薄板(シート)、帯鋼(おびこう)(ストリップ)、棒鋼(バー)、条鋼(じょうこう)、線材(ワイヤーロッド)、管(チューブ、パイプ)、形鋼(かたこう)、異形棒鋼のように分類される。
機械、土木、建築など広く工業用材料として使用される鉄鋼。
厚板のうちで、とくに引張り強さを500メガパスカル以上に高めたものを高張力鋼(ハイテンhightensilestrengthsteel)という。
組成上から炭素鋼と合金鋼とに分類される。
学術的には用いられない用語であるが、単純な精錬を行って製造される常識的鋼と、特殊な製造方法による特殊鋼とに分類される。
使いどころにより分類されることもある。
例を挙げると薄板に分類されるもののうちで、とくにプレス加工に適するものをプレス用鋼板という。
鋼は熱処理によってその硬さや強さを大幅に変えられるが、圧延のままで使用される非調質鋼と、熱処理を行ってから使用される調質鋼とに分類される。



